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盛大な結婚式は気がひける

コロナ禍でゲストを呼ぶのが難しい

人に見られるのが恥ずかしい

自然が好き

自分たちにとって一番特別な場所で結婚式をしたい

 

そんなあなたにピッタリなのが今海外で人気のエロープメントウェディングです。

エロープメントウェディングとは?

エロープメントとは直訳すると”駆け落ち”です。

と言っても実際に駆け落ちするわけではありませんのでご安心ください笑

二人きり(もしくは限られた少数の友人たちなど)で挙げる結婚式のことです。


そしてその多くは海や高原などのあまり人のいない場所で行われ、二人だけで結婚を誓い合うことから「まるで駆け落ちした二人のようだ」とこの名が付いたようです。

なんだかドキドキしますね。

よくハワイの結婚式場で二人だけの結婚式を挙げることがありますが、それもエロープメントウェディングの一種です。

ただやはり多くの場合は結婚式場のような整った施設ではなく大自然や由来の地などで挙げられることが多いようです。
そしてそこにはプロのスタッフはいません。
その日だけの関係のスタッフよりも、これからも付き合いのある親友に証人になってもらうのもいいかもしれません。

 

海外のカップルたちの写真を見てみよう

結婚式は多様化され今では実に多くのスタイルがあります。
ネットや情報誌を見れば結婚式場やホテルのような豪華な施設ばかりが目に付きますが、実は選択肢は他にもあるということを知って欲しいです。

日本でも昨年から拍車をかけるように流行り出しているエロープメントウェディング。
本家の欧米での写真もぜひGoogleなどで検索されてみてください。
elopementと検索するだけで世界中のカップルたちの写真を目にすることができます。

(検索が面倒な方はこちらをクリック→Google画像検索結果「elopement」)

こうした海外の写真を目にして「どうせ海外だから」「日本じゃこんな場所はない」と思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし日本も調べてみると出てくる出てくる。

(検索が面倒な方はこちらをクリック→Google画像検索結果「日本 絶景」)

中には昔一度だけ目にして行ってみたいと思ったものの忙しさで忘れていた場所も含まれているのではないでしょうか。
日本国内ならパスポートや面倒な出国手続きも必要ありません。

ハネムーンを兼ねた一面もあるエロープメントウェディング。
せっかくですから思い切って遠出するのもいいですね。
どんな場所にしたらいいか想像がつかないという方はぜひ一度ご相談ください。

これを期に二人だけの自由で開放的な地へ行ってみるのもいいかもしれません。

フォトウェディングとの違い

最近では自分を見つめ直した結果、派手な結婚式はしなくてもよいと考えるカップルたちが増えています。
結婚式をしないナシ婚も増えました。
そんな中でも写真だけは残したいという考えるカップルたちの新しい選択肢としてフォトウェディングが増えてきています。

エロープメントウェディングも写真を見るだけではフォトウェディングと一緒に見えると思います。
気になって調べてみても明確な定義は出てきません。
これは僕が考える定義ですが、一番の目的が”儀式”なのか”写真”なのかだと思います。
フォトウェディングの場合は写真撮影が目的ですが、エロープメントウェディングの目的はあくまで儀式そのものだと考えられます。
写真だけ撮って終わりではエロープメントウェディングとは呼べないでしょう。

またフォトウェディングでは1〜2時間程度の撮影が多いですが、エロープメントウェディングではそれより長くなることが多いでしょう。
撮影が目的のフォトウェディングとは異なり、エロープメントウェディングでは儀式が伴います。
撮影のために儀式をないがしろにしてしまっては本末転倒です。
それは誰の目も気にすることなく、あくまで二人だけの誓いを立てる時間です。

 

エロープメントウェディングのデメリット

まず一般的な整った結婚式場のような施設は期待できません。
季節や場所によっては虫が苦手な人には向かないかもしれません。
もちろん天候の影響を受けますし、エアコンもありません。
夏は暑く、冬は寒いと思った方がいいでしょう。

 

エロープメントウェディングのメリット

夏は暑く冬は寒いと言いましたが、夏に北海道や軽井沢の高原などへ行く場合はその限りではありません。
エアコンではない自然の涼しさを体感することができるのも醍醐味の一つでしょう。
整った施設こそありませんが、人間には作り出せない自然の造形美に出会える可能性があるのも魅力ですね。

そして何より誰にも何にも気兼ねなく過ごせます。
ソーシャルディスタンスを必要とする相手もいません。
(強いて言えばカメラマンやヘアメイクなどのクリエイターぐらいです)
マスクをせずに肺の隅々まで深く空気を吸えるウェディングをすることができます。

 

 

結びに

たくさんのカップルを撮影してきた僕は「人は本当に自然が好きだなぁ」とことごとく思わされてきました。
どんなに豪華な施設があっても、外で写真を撮っている時のカップルやゲストたちの意気揚々とした笑顔に、本物の価値とは何なのか考えさせられてしまいます。
あぁ、みんな外に出たかったんだなぁ。
みんな自由に動いて話して回りたいんだなぁ。
新郎さんこんなに笑う人だったんだ←
あれこれ綿密にスケジュールを組んでいたのがまるで肩透かしだったかのように、ただただ盛り上がるのが外での写真タイム。
別に何も用意してないんですよ。
本当に不思議なものです。

でもだからこそ本当に必要なものはなんなのか考えるきっかけにもなったなと思っています。
今こうしてエロープメントウェディングが世界で注目されているのは、ある種自然なことなのかもしれませんね。

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