木の家@仙台秋保での結婚式写真撮影レポート【持ち込み(外注)カメラマン】
こんにちは!カメラマンのMasukoです。
近年流行のオリジナルウェディング。
でも完全オリジナルとなると気になるのはその費用。
手作りすれば費用は抑えられるけど時間や手間を考えると・・・
そんな中、結婚式をほとんど素人だけで作ってしまった友人たちがいます。
今回はそんな仙台にある木の家というロッジ村にて行われた結婚式を紹介します。
先に言っておきますがかなり長いです!!!wwww
アウトドアが好きな方にもとても参考になると思います。
どうぞご覧ください。
目次
素人が作った結婚式
実は新郎の一馬とは大学の同期です。
新婦の梨絵は一馬との結婚を機に話すようになり今では良い友達。
なので出席者には僕ら共通の友人がたくさんいます。
そしてこの結婚式はこの大学同期を中心としたメンバー、つまり素人の作った結婚式なんです。
僕はプロカメラマンですし、お花を用意してくれたあいちゃんなど、ごく一部プロ枠もいます。
でもほとんどは普段サラリーマンなどをしている人ばかりです。
みんなで作った結婚式。
壮大な文化祭のようでした。
木の家ってどんなところ?
住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元字馬乙2-1
電話:022-397-2714(10:30~16:00)
E-Mail :info@akiu-kinoie.co.jp
WEB:http://akiu-kinoie.co.jp
仙台近郊の秋保という温泉街にある名取川沿いに位置するロッジ村です。
Webサイトに載っているように主な施設は
1.珈琲館→ここで披露宴
2.うつわ館→使用せず
3.秋保手しごと館→使用せず
4.ロッジ村→ここで挙式
となっています。
面積の割合でいうとほぼロッジ村です。
そしてそのロッジ村以上に広大な自然に囲まれています。
11タイプの全17棟の貸ロッジが立ち並んでいます。
ロッジはご宿泊・日帰りともに利用可能で、食器、調理用品、寝具などを完備しています(バス、トイレは別棟)。
ご宿泊の方は渓流岩風呂(温泉)の入浴を無料でご利用できます。
大自然。
マイナスイオンがすごかったです。
とても豊かな自然に囲まれていて、
夜は
焚き火をしながら星空
を眺められます。
当日は二次会でキャンプファイヤーをしました。
どんな結婚式だったか気になりませんか?
それでは前日からの準備を含めた様子をレポートしていきたいと思います。
【前日編】搬入&設営編
車に荷物を載せてようやく到着
会場の設営から何から全て自分たちで行うため前日から準備が始まります。
車を降りると思わず深呼吸をしたくなるようなマイナスイオンに癒される〜!
これから始まる大イベントにみんなドキドキワクワク。
ちなみに写真(下)の左から二番目の黒とベージュのワンピを来てるのが新婦の梨絵です。
リヤカーで荷物を移動
大荷物を運ぶために施設からリヤカーを借りてきました!
右のボーダーのロンTを来てるのが新郎の一馬。
これに荷物を載せて運ぶわけですが・・・
坂道ばっかりで運ぶのも一苦労w
この一馬の表情は演技ですがwww
重いものを載せて下る時は後ろに一人付くと楽でした。
幹事たちの準備&宿泊用に借りたのは「Z-1棟」
場所や広さから考えてここが一番良いと思います。
荷物を一通り運び終わるとほっと一息。
ちょっと椅子を出して座るだけでそれっぽい空気感に包まれるあたりは学生のノリですw
っていうか、二人ともボーダーやんwww
裏手には広大な川原があります。
大自然サイコーです。
挙式会場下見
ここに飾り付けをして挙式をします。
なんだか嬉しそうな表情の梨絵。
続々と集まる仲間たち。懐かしの再会。
日が落ちて暗くなってくると各地から準備を手伝いに仲間がかけつけてくれました!
久々の再会などを楽しみながら既に盛り上がっています!!!
深夜まで続く準備作業と前夜祭
いざ現地入りして作業を進めていると思った以上に時間がかかったりして、これを短時間でこなしていくプロはやっぱり凄いなと思いました。
それでも友人たちでつくる結婚式の魅力は素晴らしいものがあると思います。
準備はプロにしてもらって、ただ出席するだけでは味わえない感動があるからです。
文化祭と言って頭に思い浮かぶのは、誰でも自分たちが作った文化祭です。
中学生や高校生の頃を懐かしく思い出すのではないでしょうか。
他校や自分が在籍していない年代の文化祭に行ったとしても、そっちの方が思い出に残ってることってほぼないです。
それってやっぱり自分たちで苦労しながらもワイワイ準備したからだと思うんです。
この試行錯誤にこそ価値があるのではないでしょうか。
思い出に残ることってやっぱり自分も作る側にいることが多いんですよね。
準備に体を動かせばお腹も減ってきます。
そうです。前夜祭の始まりです(笑
だれですかこんな豪華な差し入れしてくれたの。
神様かな?
山の中で食す新鮮な魚介は最高ですよ。
二人の結婚と最高の仲間に乾杯!
こういう時間って最高じゃないですか?
お金払っても味わえない最高の時間でした。
お腹が満たされたら温泉に入ってさっぱり。
そのあとは作業の続きです。
準備は深夜まで続きました。
何やら縫っている三浦のたけさん。
実はこれ…
一馬のタキシード!!!
友人に作ってもらった衣装で結婚式ができるなんて幸せ以外ありません。
続く作業。
睡魔との闘い…
参列者一人一人に一馬と梨絵がメッセージカードを用意しています。
全員分このサイズというのはかなりすごいーーー!!!
こちらのかわいいイラストは
イラストレーターのかとーゆーこさん
の書き下ろし!!!
「かとーゆーこ」
https://katoyuko.sakura.ne.jp/
そして翌日に備えるべく私も就寝…
【当日】直前準備編
みんなで朝ごはん
夜が明けると爽やかな空気と鳥たちの鳴き声が迎えてくれました。
施設の写真を撮って回る中で改めて自然に癒される時間。
やかんで湯を沸かすっていうのがまた
ノスタルジーがあってGood
そしてみんなのお母さんふぁるが
出張ふぁる食堂をオープン
してくれました。
料理人たけちゃんも一緒。
BGMにはコクリコ坂の朝ごはんの歌。
立派な魚をさばくたけちゃん。
この手つきといい漁師にしか見えない。
普段は普通のサラリーマンですが、趣味でモリを持って海に潜るような野性男子です。
昨夜に続き最高の時間を提供してくるメンバーです。
おいしいごはんが食卓に並んだら、みんなそろっていただきますのご挨拶。
あ、確認ですが、
これ結婚式のレポートですw
挙式スペースの設営
挙式会場になる予定のあたりを下見するみんな。
「ここら辺をこんな感じで、あっちの方にはあれを・・・」
そんな会話をしながら少しずつ会場を作っていきます。
大道具系は男性陣のがんばりどころです。
新婦到着
写真をみてお気付きの方もいらっしゃると思いますが新婦の梨絵は妊婦さんです。
この時なんと7ヶ月。
なので大事をとって宿泊は新郎一馬の家で。
当日元気いっぱいで再度現地入りしてました。
着替え
梨絵のドレスはオーガニックコットンで作られた完全オーダーメイド!!!
「HOSHI DRESS AND WEDDING」
https://hoshi.co/
妊婦ということもありお腹周りの締め付けが苦しくないならないようオーダーメイドを選んだそうです。
この日1日ずーーーーっと着ていましたがとても過ごしやすそうでした!!!
ドレスや和装は締め付けがきつくてただ座ってるだけでも苦しい…
これって結婚式あるあるの一つなんです…!!!
なので当日辛くて食事はもとより笑顔がひきつるといったことのないよう
サイズや素材選びは慎重に!!!
マジで!これマジだから!!!
どうしてもフィットしたものが見つからないときは梨絵のようにオーダーメイドもオススメです!!!
そしてこちらももちろんオーダーメイド!
作:三浦のたけさん
普通にプロい…!!!
会場の準備も進み、挙式の時間もいよいよせまってきました。
このタイミングでも準備を手伝いにたくさんの親族や友人たちが続々と参戦してきます!
いよいよ感がすごいですw
写真は一馬の妹チホちゃん!
元気一杯で初めましてでカメラにこの表情!!!
一馬と梨絵の着替えもみんなが手伝ってくれます。
一馬のタキシードの仕上がりぐあい!!!
すごすぎて言葉が出ませんでした…
一馬の履くおしゃれな革靴。
後半に分かるのですが、実はこの革靴には
大きなサプライズが隠されていました。
どんなサプライズかは、ふふふ、お楽しみです。
梨絵は屋根裏部屋の様なロフトで支度。
メイクをしてくれているのは先ほどのチホちゃん!
化粧品会社でVIP対応のお仕事されてるそうで腕前はもちろんプロです!!!
さっきのめっちゃノリのいい感じが普段ですが、この時ばかりは真剣な表情。
理想的な光が入る場所。
梨絵がお嫁さんになってくよ〜!
かわいいよー!!!
天窓から降り注ぐ光が神秘的。
女神かな?
文字通りみんなの愛に包まれながら身なりを整える二人。
年季の入った腕時計は亡き一馬のじいちゃんの時計。
大切な時にだけ身に付けるようにしているそうです。
馬のカフスボタンはおかちゃん夫婦から。
綺麗な髪飾りは梨絵が友達から借りたもの。
思い入れの込められたものに囲まれて身も心もみんなの愛に包まれます。
【当日】挙式編
ロケーション撮影
みんなに身支度してもらって完璧に仕上がった二人がいよいよ外へ飛び出します。
そこには準備作業をしているみんながいて出迎えてくれます。
ゆっくり昔話に花を咲かせたいところですが、もうすぐ挙式が始まります!
せっかくのこの広大な土地に豊かな自然の中ですから写真を撮りにいかない手はありません!
みんなのお祝いの声に後ろ髪を引かれながらロケーション撮影に出発です!!!
気づけばこんなに装飾が進んで昨日までのロッジ施設からすっかり結婚式の会場に様変わりしています!
喜びが全身から溢れてくるのを感じながら写真に思い出を残していきます!
ロッジ村では通常のキャンプを楽しむ人々がたくさんいました。
みなさんの温かい祝福の言葉に今日が特別な日だということを再認識させられます。
川沿いでは僕がどうしてもやりたかった水掛け写真を撮りました。
なぜって、川原行ったらやるでしょ!w
僕はといえば靴を脱いでズボンの裾をまくり上げてギリギリ奥まで進んで必死でカメラを構えています(笑
だれかこの様子を残してくれていないかな(笑
弾けた写真も妊婦さんなので慎重に。
後日ちゃんと元気に生まれましたのでご心配なく^^b
ロケーション撮影が終わると二人はリハーサルへ。
僕は二人が見ることのできない受付の様子などを撮影しにいきます。
受付スペース
おおーーーーーい!
なんだこのノリのいい受付メンバーは!
最高じゃないか!すごく元気もらいました。
大学同期のちゃいば。
首にタオル巻いちゃってるけどこの後結婚式参列するんだよね?
完全にテキ屋w
自分の役割をよく理解してくれている最高の友です!
縁日をテーマにしたこの日はクオリティの高い露店がたくさん!
牛たん食べたかった…
ビールきたーーーー!!!
氷でキンキンに冷えたビール最高じゃん!!!
って、おい!飲んどるやないけー!!!!笑
こんな結婚式どうですか?
僕は大好きです。
ん?これってもしかして…
お正月によく見る…
やっぱ餅つきだーーー!!!!
ゲストみんなに餅をついてもらってラストは披露宴中に一馬と梨絵がついて完成させます。
写真は夫婦で揃って餅つき。
「これが結婚○年目の共同作業だよ!よく見とけよ!」とか言ってました笑
ゲスト受付開始
いよいよゲストのみんなが到着する時間になりました。
続々とみなさんやってきます。
そして着替え前の二人がそれをお迎え。
普通の結婚式場だとこのタイミングは着替えでバタバタ。
最高のウェルカムパーティーじゃん!
こんなに温かくお迎えされたらもう祝う気持ちしか残りません。
こうやってゆっくりしっかりお迎えできることがどれだけ素敵なことか写真から伝わります。
僕も既に泣きそうです…
お腹大きくなったねー!
気付けば受付は大混雑!!!
そしてドレスコードはカジュアルです。
自然に映えますね!
キッズたちの食いつきもよくママたちも嬉しいですね。
先程写真に写っていたゲートをくぐって進んでいきます。
一本道なので迷うこともありません。
そしてこのお祭りムード。
みんなの表情が自然と笑顔になります。
餅が餅っぽくなってる!
みんなで想いを込めて餅をつきます。
これやりたかったなー!
シューティングゲーム好きなので射的は個人的にツボでした笑
「新郎新婦がどんな人間であるかを理解していただくには、我々をよく知る人たちの証言が一番!」
ということで、ロッジの壁には
ゲスト一人一人が書いた二人を紹介するカードが。
一馬はこんな人です、梨絵はこんな人です、といった感じで思い出の写真と共に十人十色の紹介がありました。
事前にゲストには写真だけ持ってきてもらって、それを二人が用意したカードに貼り付けて思い出エピソードを書いてもらいました。
でもよく見るとヤバい写真がwww
誰だあんなの持ってきたのw
ボク!牛たん食っとるやないけ!!!
うんうん、美味いか、そうか涙
そう言ってもらえるといっぱいあげたくなっちゃうよ笑
大自然の中なので混雑しつつも場所がなくなることはありません。
だって森の中歩き放題ですから笑
挙式時間も近づいてきました。
約100人の人の道ができあがっていきます。
幹事班たちは真っ白なバージンロードをセッティング。
ちょっとみんな緊張気味。
ゲストに点々とバラが渡されていきます。
かわいいキッズも興味津々です。
っていうか、キッズかわいい。
一馬はこのバラを集めながら入場します。
ダーズンローズというやつです。
新郎新婦入場
その時を待つ一馬。
だんだんと緊張感が周囲を包んでいきます。
新郎の入場の準備が整い、大学同期の親友おかちゃんと男同士の熱いハグを交わしました。
もう僕はすでに涙腺が崩壊しそうです。
でもピントの確認ができなくなるのでぐっと堪えます。
言葉では表せない熱い想いが二人の雰囲気から感じ取れます。
一馬側から見た景色を残したくて最初は後ろから撮影しています。
普通の結婚式場でこんなことやってたら前から撮った写真がほぼ残せないとかでクレームになりそうですが、
ここは大自然の中。
バージンロードがとにかく長い。
そして時間通りに挙式を回さないといけないわけでもない。
みんな自由で僕も自由。
ゆったりと流れる時間の中で一馬もその瞬間を大事に噛み締めているのが伝わってきました。
色々な気持ちが押し寄せてきたんでしょうか、歩き出せずに目頭を抑える一馬。
いつもは施設の利用者が歩くなんでもないただの道がその日だけは特別な道になった瞬間でした。
思わず最初から抱きつく大学の後輩たち。
この結婚式でもっとも素晴らしいのは大自然ではありません。
これまで積み重ねてきた人望がどれだけたくさんの愛を生んだかということだと思います。
ブーケを作る為に各所でみんなが持っている花を集めながら歩く一馬。
一人一人が大切な存在です。
親友のたけちゃんから花を受け取り固いハグを交わします。
どんな気持ちが込められていたのでしょう。
それが分からなくてもその一挙手一投足から全てが伝わるようでみんな感動。
もう無理
僕もみんなと一緒に泣いてました。
写真はプロ根性でなんとか笑
みんなから集めた花をブーケにして待つその視線の先には花嫁の梨絵とお母さん。
ベールをお母さんに降ろしてもらって最後の支度を整えます。
もう色んな感情が沸き起こりすぎてみんなただただ優しく見守っています。
いつも天真爛漫な笑顔を見せてくれる梨絵のこの表情に今がどんな瞬間なのかを誰もが感じ取ります。
セレモニーが始まりました。
粛々とセレモニーが行われていきます。
振り返ったらこんな感じになってました。
でもキスシーンの恥ずかしさに耐えられずもう笑ってしまいました笑
その微笑ましさにみんなも笑ったり泣いたり忙しいです。
一馬のお父さん。
こんなに笑う人じゃないんですって。
この舗装されきってない場所で車椅子で参列ということもあり当初はお父さんに出席してもらえるかどうかが一番のポイントだったそう。
最終的にちゃんと出席してもらえ、喜んでもらえたようなので幹事たちみんなが胸をなでおろしたと思います。
ご両親ともとても厳しい人だそうで、そんな二人の笑顔の写真があったことが嬉しいと言われたのが僕自身とても嬉しかったです。
署名にはそれぞれの妹たちからサインをもらいました。
もう最高にハピネスな空気に包まれまくってるんですけど、どうしたらいいですか?
リングピローを運んでくれているのはベトナム在住のアキちゃん。
みんなにスポットライトを当てたい。
そんな二人の気持ちに嬉しさの笑顔しか出ません。
退場時にはまた子供達がシャボン玉を吹いてくれました。
深々と頭を下げる二人。
顔を上げたらほっと一息でこの表情。
ここからはもうパーティーの始まりです!
全員集合写真ではハレの日にみんなが笑顔で写ってくれました。
どれだけ二人が愛されてるかが一目で分かる写真ですね。
しかしホント楽しそう!!!
自撮りで一緒に写ればよかったなー!!!
【当日】披露宴編
さぁ、挙式も無事結び、いよいよパーティーです。
場所はこちらの素敵な珈琲館。
まだ準備終わってませんが笑
こういう手作り感がたまらなく好きです笑
普通の結婚式場だったらクレームとかになっちゃうんだろうな。
でもなんだろ、この
むしろ手伝いたくなる気持ちは。
食事はアトリエデリスの佐々木シェフの提供するケータリング。
大自然蔵王の豊富な食材でおいしい料理を提供してくれました。
「蔵王食工房 アトリエデリス」
https://www.facebook.com/atelierdeslys/
一馬と梨絵は二階からサプライズ登場するので裏でコソコソしてますw
さぁ!入場の時間です!
出席者のみんなは突然二階から登場した二人にビックリ!
しかも歌いながら登場してくるというディナーショー的な始まり方www
梨絵が歌うと一馬の以上の大歓声が!!!
それでは歌っていただきましょう!
曲は美空ひばりで「川の流れの様に」です!
どうぞ!!!
って、流れないか。
だれか動画YouTubeにアップして。
司会進行役にはゆーへい君とよーこが。
昨晩がんばって作った原稿を手に持っていますね。
二人とも一馬や僕の大学の同期です。
結婚と妊娠のダブルおめでたです。
一馬のお父さんは威厳がすごいんですけど、とてもユーモアのある方でした。
とても素敵なスピーチでぐっと距離が縮まった感じがしました。
乾杯後はみんなが受付中についてくれた餅をついて仕上げました。
一緒についてくれたのは一馬と梨絵が所属していた海外ボランティアでお世話した子供達。
こういうのも普通の式場でやろうと思ったら時間とか手間とか衛生上の問題とかで実現難しいんでしょうが、そこは我らが精鋭チームの素晴らしい管理のもと?無事に執り行われました。
みんなに食べさせてもらって幸せそうな一馬。
梨絵が振り返ってくれた!
天使かな?
仕事のできる後輩たち。
みんなメガネwww
すぐチューするやつ笑
みんなでわいわいやります。
二人は席につくのがもったいないとばかりに動き回っていました。
会場が暗くなりスクリーンに何かが映し出されます。
余興のDVD上映が始まりました。
一馬のお勤め先の同期のみなさんからの余興。映像に写っている彼は一番仲のいい同期だそうです。
超大手の方々ですが、職業ラッパー兼会社員だそうですwww
なぜラッパーが先www
笑ったかと思えばすぐ泣く一馬w
堪えないで表現できることが彼の人望の理由のひとつかもしれません。
一馬=いいやつ という方程式が証明された瞬間ですね。
続いて二人が所属していた海外ボランティア団体のみなさんによる余興!
新郎新婦クイズ!
新郎新婦のことをどれだけ知っているかが試されます!
クイズなのか暴露なのかわかりませんがwww
クイズの司会を務めてくれたマオさん。
めっちゃ素敵ハグだねー!!!
友人たちにスピーチをもらいながら和やかに進むパーティー。
よくある演出やイベントは特にありませんがとても賑やかで楽しい笑い声が響きます。
一馬の大学時代を語る上でこの三人は外せません。
まるちゃん、たけちゃん、おかちゃん。
何をするにもいつも一緒だった四人。
それぞれが一馬にお祝いの言葉を述べていきます。
どんなプレゼントよりもきっとこの三人がそろってお祝いをしてくれることが一馬にとっては最高のプレゼントに違いありません。
披露宴もいよいよクライマックス。
亡き父へ宛てた手紙もありました。
きっと天国で笑って聞いてくれてますよね…
梨絵の優しい言葉にみんなウルウルです。
梨絵のお母さんはこの日よく泣いていました。
嬉しさとちょっとだけ寂しさと。
僕も親になって少しだけ気持ちがわかるようになってきました。
親には友人たちとは違った寂しさがある。
それが親目線での結婚式なんですね。
そしてここである一本の映像が!
そうです!!!
序盤に書いたサプライズはこれでした!!!
何も知らず履いていたその革靴は梨絵がこの日の為に作ってくれたものだったのです。
お腹に赤ちゃん、片手にハンマー、靴作りを教えてくれた先生はひやひやしたそうで笑
嬉しさと、してやられた感になんとも言えない表情の一馬。
幸せ者ってこういう状態のこと言うみたいです。
誰か辞書に載せておいてください。
大事な靴だね。
記念の品をお渡しして結びかと思いきや。
何やら胸ポケットに手を忍ばせる一馬。
最後の最後までお互いのことを考えあっているんですね。
サプライズは二人とも用意していたようです。
会場全体で卒業式の様な掛け合い!!!
事前にゲストのみんなへはカードが渡されていてそれに合わせてみんなで声を揃えます!
梨絵思わず涙…!
ちょっと寒い季節の東北。
でもここだけめっちゃあったかい
梨絵が特に思い入れのある人たちに一馬が事前にお花を渡してくれるようお願いしていました。
挙式の時とは違ったオレンジ色の花をみんなが持ってきてくれます。
みんな一言梨絵に言葉を掛けてお花を渡していきます。
それぞれのお母さんともハグを交わす梨絵。
恐る恐るハグを求める一馬にお母さんはここでも小言を浴びせようとしてきますw
「あんたはホント学校にも行かずに…」
お母様!それ以上は!!!www
危機一髪!!!
それを一馬がハグで制します笑
お母さんが涙を堪えてるのがまた感動的でした。
ラストは一馬から梨絵へ。
もう素敵すぎて何も言えん。
おまえらもう結婚してしまえ。
あ、これ結婚式か。
拍手喝采ですよ。
あー!こういうの嬉しいよね!
みんなでアーチを作って熱烈な祝福!!!
出口でおかちゃんと熱いハグ。
挙式入場のハグがフラッシュバック。
あなたたちかっこいいよ。。。
披露宴は無事結び、ここでお帰りの人たちをお見送り。
とても楽しかった分少し寂しい時間でもあります。
でもみんないい笑顔。
達筆な一筆は一馬の妹チホちゃん。
チホちゃん何でもやるやん。
っていうか、このタイミングでここに飾られてるのウケるwww
ほっとした瞬間にはっと目が覚めましたwww
ねぇ?なんでそんなかわいいの?
みつばちさんありがとう!
そして物語は二次会へと続きます。
【当日】二次会キャンプファイヤー編
披露宴が結び既に挙式から長い時間が経っていますが、まだまだ今日は終わりません。
まだ二次会があります。
なんと
二次会はキャンプファイヤー!
子供の頃に誰もが経験したキャンプファイヤー。
火を囲んでみんな集まれば不思議と小さい頃の気持ちが湧き起こってきます。
みんながそんなワクワクを期待しながら待つ中、一馬が松明を持って積み木に近づきます。
ちょっと肌寒い10月の東北。
一馬が梨絵とお腹の子供のためにジャケットを貸してくれました。
気遣い力!!!
一瞬の静かな時間。
そしていよいよ運命の瞬間です!
「着火っ!!!!」
炎が周囲を明るく照らし出します。
自然と炎から梨絵をかばうようにハグする一馬。
イケメンかよ!
周囲は提灯が並べられ幻想的な空間に。
なんで人間って火を見ると落ち着くんでしょうね。
心地よい疲労感とパキパキと音を立てて燃える炎を見ていると自然と語りたくなってしまいます。
歌とか唄うやーん。
もう最高やん。
曲は「星のかけらを探しに行こう」
大学時代に組んでいたバンドの一夜限りの復活です!!!
いい感じ過ぎてみんなうっとりですよ。
ハピネス!
もう最高に楽しい。
みんなでドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」を大合唱!
もうまさにこの瞬間のための歌!!!
二人もノリノリだぜ!!!
僕もです!w
この一体感ですよ、ホント。
自然と肩を組み長渕剛の「乾杯」でまたまた大合唱!!!
何回でも乾杯するやん。
キッズが背伸びして乾杯って言ってるのかわいいやん。
幹事のみんなもお酒解禁!!!
ありがとうの気持ちが収まらない一馬。
丸ちゃんから急に一馬へ謎かけの無茶振りwww
いい答えが瞬時に出るはずもなくwww
ミスって崩れ落ちる一馬と煽る梨絵の仲良しさねw
あーーー!でもそれはダメだ!
せっかく三浦さんのたけさんが作ったタキシードが!!!
しかし、なんと一馬は泥がつかない様にギリギリで膝を浮かせていました!
恐るべし気遣い力。
この男酒は飲んでも飲まれません。
黄色い人たちも酒を解禁され盛り上がっております笑
もう最高かよっ!!!
夜通し続くのかと思ったキャンプファイヤーも結びの時間になりました。
この後はみんなでお風呂タイム。
そして枕投げ。。。はせず体力切れでご就寝。
僕も寝ます。
みんなありがとう!!!
【翌朝】朝食編
目が覚めると朝早くから朝ごはんを作ってくれているふぁるたち。
肌寒い朝、弱った胃に優しい仙台芋煮
きっと自分たちも眠いだろうに。
愛が深い。
ちなみに朝食会場はZ-2棟。
はらこ飯きたーーーー!!!
なぜこんなおいしそうな朝ごはんが用意できるんだ!!!
ここは山の中ですよ?
これなら二日酔いでも食べたくなっちゃう。
外では良い子が真面目にお片づけしてくれてます。
こういう時って大人より子供の方が働いてますよね笑
めっちゃ元気じゃん!
でもその提灯は高過ぎるからパパかママにお願いしようね!
二人は朝のお出迎え。
梨絵妊婦なんだから休んでていいのに。
心配しちゃうよ。
後日元気に生まれたけどね。
二人は何やらハガキのようなものを配っています。
そうです。メッセージカードですね。
最後の最後まで心配りがすごい。
そりゃ嬉しいよ。
ここまでしてくれること普通ないもん。
二人の「おもてなし」は全てに愛がこもっています。
お腹も満たされたところでいよいよ宿泊組もお開きです。
名残惜しさハンパない。
最後もみんな疲れを感じさせない笑顔が溢れだします。
ハピネス・オン・ザ・ヒア。
お土産セット。
支倉焼、知ってるひといます?
これ大好きです。
見送る背中に優しさと少し切なさと。
窓を開けて手を振ってくれてます。
これだけ一緒にいるとみんな家族みたいになるからバスの出発が寂しくてたまらないわけです。
また集まろうね!!!
さぁ、みんなで後片付けの時間です!
大学のメンバーたちが手伝ってくれました。
なんでそうなったw
あ、そうそう。
こっちだよね。
幹事たちみんなで写真も撮りました。
背中のロゴマークかっこいいよ!
センスが光ってる!ありがとぅーーーーー!
この夫婦すぐこういうことするやんw
そんでマネするやん!!!w
仲良しやん!!!
さぁ、ここで幹事班も解散です。
ありがとう、みんな。
最後は幹事たち一人一人にもメッセージカードが配られました。
写真がディープ過ぎて載せていいのかわかんないけど載せますw
愛し合ってるから、よし!
ま、この二人だからねw
ほら、この二人だから。
もう周りみんな泣いてるから。
親友って最高だね!!!
僕もここで車に載せてもらって帰ります。
帰りたくないけど。
みんなありがとー!!!
二人の人望が全ての根幹にあったこの結婚式。
幹事たちみんなもお疲れ様でした。
最高の思い出をありがとう。
そして一馬梨絵、改めて結婚おめでとう。
絶対また会おうね!!!
追記
一馬と梨絵の結婚式、いかがでしたでしょうか。
私もこんな結婚式がしてみたい!と思った方も多かったのではないでしょうか。
大自然の中での結婚式、キャンプファイヤーなど印象的な場所や演出も素敵でしたが、この三日間を通して僕が感じた一番素敵なことは二人が素敵な仲間に囲まれているということでした。
結婚式に絶対必要なものって何なんでしょうか。
二人は結婚式用にホームページを作成し、そちらを招待状代わりにしたのですが、その中に興味深い文章があったのでご紹介します。
拝啓
青空のまぶしい季節となりました。
皆さまお元気にお過ごしのこととお慶び申し上げます 。
この度、佐々木一馬と山田梨絵は2014年5月5日に入籍し、新しい人生の門出を迎えることになりました。
つきましては、皆さまへのご報告と挙式をかねまして、ささやかなパーティーを開きたいと思います。
新郎一馬の実家から程近い秋保温泉郷、その奥地にたたずむロッジ村「木の家」が会場です。
場内には川が流れ、鳥が舞い、木々の香りに包まれるような場所ですが、結婚式場ではありません。
整った施設はありませんが、自分たちの思いを皆様に届けるには一番の場所だと考え、この会場を選びました。
我々らしく自然体で、大好きな皆様と一緒になって楽しい結婚式を作っていきたいと思っています。
豪華な雰囲気や、洗練された料理はご提供できませんが、心温かくなる「おもてなし」を目指して準備しておりますので、ご都合の良い方は是非ご参加くださいませ!
敬具
まさにその通りの結婚式になっていたのではないでしょうか。
「お・も・て・な・し。おもてなし。」
と誰かが言っていましたが、本当のおもてなしとは何なのか考えさせられるようでもあります。
二人の用意したおもてなしは決してお金では買えないものばかりです。
きっとこのメンバーなら家の近くの公園だって最高の結婚式が作れたことでしょう。
結婚式という一大イベントに準備に忙殺され忘れてしまうこともあるかもしれませんが、もっとも重要な準備はやっぱり人との繋がりを深めることですね。
素晴らしい演出や煌びやかな衣装に目を奪われることもありますが、本当に素敵なことは目には見えないものかもしれません。
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